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兄さんが買ってみたい銘柄

このページでは、兄さんが買おうかどうか迷っている銘柄や、割安な値段になったら持ちたいと思っている銘柄を公開していきたいと思います。どうして興味を持っているのかは、できる限りちゃんと説明していきたいと思っています(^-^)

ただ、兄さんにできるのは、ネットでの情報収集や、雑誌や会社四季報などから、アウトサイドな情報を得ることで、インサイド的な情報を得ることは当然できません。なぜなら兄さんはフツーの一般人だから!(笑)

インサイド的な情報とは、例えば、前にあった○印乳業の牛肉偽装事件。あれなどは、本当に内部にいる人でないとわからない情報だと思います。こういった感じの情報は、当然ながら、問題が発覚してから出ないと一般の人にはわからないでしょう。

だから、兄さんが得る情報で確実なものは、多分ありません(;^_^A。ですので、何度も言いますがここの銘柄を買ったら、損をするかもしれません!株式投資の基本中の基本ですが、株式投資は自己責任でお願いします。ここに書いてあることは、『ふ〜ん』って感じで見てくださいネ!(o^−^o)/

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2002/11/26 『9684:エニックスと9620:スクウェアの合併について』
ドラクエ販売会社の『エニックス』とファイナルファンタジー発売会社のスクウェアの合併で、Yahoo!ファイナンスの掲示板などはお祭り騒ぎになっていますが、冷静に考えて兄さんは一旦売却をしておく事にしました。明日から連日ストップ高になったとしたら、これは一種のバブルでしょうね。

『スクウェア・エニックスの概要』
会長:福嶋康博(55) (現エニックス会長)
社長:和田洋一(43) (現スクウェア社長)
副社長:本多圭司(44) (現エニックス社長)

(1) 商号      株式会社スクウェア・エニックス
(2) 事業内容   ゲームソフトウェア・出版の制作・販売等
(3) 本店所在地  東京都渋谷区代々木四丁目31番8号
(4) 代表者     代表取締役社長和田洋一
(5) 資本金     69,4億円(平成14年9月30日現在資本金69,4億円。合併による増加資本金はありません。)
(6) 総資産     855億円
(7) 決算期     3月31日
(8) 業績に与える影響
     ○合併後の業績見通し
                  平成16年3月期   平成17年3月期
       売上高       570億円         730億円
       営業利益      160億円         235億円
       経常利益      160億円          235億円
       当期純利益    110億円         130億円
       1株当り年間配当金  30円00銭       35円00銭
     ○合併後の連結業績見通し
                  平成16年3月期   平成17年3月期
       売上高       610億円         800億円
       営業利益      185億円         270億円
       経常利益      185億円         270億円
       当期純利益    120億円         150億円


合併後のゲームソフトの売り上げ規模は、国内メーカーの中では任天堂やコナミなどに次ぎ5位前後になる。お互い良いライバルであった『ドラクエ』と『ファイナルファンタジー』が同じ会社から発売されるという事は、ロールプレイングゲームに関しては敵がいなくなるようなものです。それでは、現時点で考えられる合併の利点をあげてみましょう。

1.ドラクエの発売時期とファイナルファンタジーの発売時期を自由に操作でき、両ソフトの売り上げを十分に確保できるようになる。
2.ドラクエとファイナルファンタジーを交互に発売することで、『大作ソフトがある年かどうかによって、大幅に利益がブレるという体質』を改善することができる。
3.エニックスが弱かった海外での販売が強化される。
4.野村證券出身の和田洋一(現スクウェア社長)が『スクウェア・エニックス』の社長になる事で、株主へのIR・還元の姿勢が強化される可能性がある。
5.ゲーム機メーカーや販売店に対する発言力が強まる(スクウェア・エニックスのゲームソフトがないと、ゲーム機メーカーの売り上げに多大な悪影響を及ぼすため)。

現在の状況では、合併後の”スクウェア・エニックス”に対抗できるゲームソフト会社は皆無ではないでしょうか。強いブランド力・高利益を得ることができ、ゲーム業界でとても大きな力を持つようになるでしょうね。これはとても好ましい点だと思います。ですが、心配な点もあります。それは『エニックスとスクウェアの体質の違いが合併後にどう響くか』です。簡単に両者の体質を比較してみると、


■エニックス
従業員数156名 少数精鋭・ソフトは外注
有利子負債 約4億円
現金同等物 約423億円
研究開発費 約26億円
ゲームソフト開発をアウトソーシングする方針をとっているので、従業員数が少なくてもよく、莫大な開発費がかかるというソフト開発のリスクを背負わない体質。また、福嶋会長に関連の人・会社が大株主に名を連ね、約60%ものエニックス株を保有している。『ドラゴンクエスト』は国内では爆発的に売れるが、海外ではほとんど売れない。


■スクウェア
従業員数952名 ソフト開発者を自社で確保
有利子負債 約0.6億円
現金同等物 約186億円
研究開発費 約98億円
ゲームソフト開発を自社で行うため、従業員数が多めで、莫大な開発費がかかるソフト開発のリスクを背負う。実際に、それが原因で巨額な赤字を抱えてしまい、昨年ソニー・コンピュータエンタテイメント(SCEI)に助けてもらったという経緯がある。また、ソニー・コンピュータエンタテイメント(SCEI)が2番目の大株主で、約20%の株式を保有している。ちなみに、スクウェア筆頭株主の宮本氏は約40%の株式を保有。『ファイナルファンタジー』は国内・海外共に評価が高くよく売れる。


ポイントは、『従業員数、ゲームソフト開発の方針の違い、そして株主構成の変化』です。ゲームソフト開発を今まで通りアウトソーシングするのか、少数精鋭を守り合併後は従業員のリストラを行うのか、現エニックス会長福嶋氏、現スクウェア創業者宮本氏、そしてソニー・コンピュータエンタテイメント、という合併後の上位3大株主の構成の変化が、今後の経営にどういう影響をもたらすのか。

今までは、株主総会などで福嶋会長の意見がすんなり通ったかもしれませんが、今後は宮本氏、SCEIの同調が必要となります。中でも、任天堂との関係もありますし、エニックスの大株主にSCEIが入ってくるところが気がかりですね。

とまぁ、少し考えてみただけでもこれだけの不安定要素があります。合併後にどういう方針で経営していくのかがハッキリするまでは、安心してエニックスの株を保有しておくことはできません。個人的には、『体質があまりにも違いすぎるため、合併解消もありえるのでは…』などとも考えています。ですので、兄さんは一旦売却するつもりです。

※現時点では、和田氏と本多氏によると「合併に伴ってのリストラは意味がない。人員削減は想定していない。両社の資産を活かした利益率の向上を図っていく」という理由で、合併に伴う人員削減(リストラ)は行わない予定だそうです。お祭り気分が冷めるようなことを言って、気分が悪くなる方もいるかと思いますが、兄さんの個人的な意見なので『ふ〜ん』という感じでとらえて下さいネ(;^_^A。


■エニックス・スクウェア合併に関するリンク
日経ネット 企業情報
ZDネット ニュース1 2 GameSpot1 2 3
Impress Game Watch1 2
ファミ通.com 記事1 記事2 記事3


エニックスはその後(2003/03/20)、株価1,597円まで下げました。兄さんは上に赤文字で書い点が気になったので、このレポートを書いた次の日に2,385円で売り抜けたのですが正解でした♪ですが、魅力的な株価になれば、また買うかもしれません。(2003/05/03)



NO.7(2002/09/10書込み)
株価3,680円
4921:ファンケル(100株単位)
株価1,062円 6781:アイホン(100株単位)
株価1,820円 7730:マニー(100株単位)
株価580円 7866:アトラス(100株単位)
『4921:ファンケル』3,680円 PER:13.7倍 PBR:1.33倍 ROE:9.73 株主資本比率:81.89%
『6781:アイホン』1,062円  PER:12.3倍 PBR:0.72倍 ROE:5.81 株主資本比率:83.03%
『7730:マニー』1,820円   PER:12.1倍 PBR:1.93倍 ROE:15.96 株主資本比率:72.56%
『7866:アトラス』580円   PER:8.9 倍 PBR:0.59倍 ROE:6.61 株主資本比率:71.06%

投資資金が足りないため買うことができませんが、私が現在観察中の銘柄です。簡単にどんな会社かを説明すると、ファンケルは健康食品・化粧品の会社、アイホンはドアホンの会社、マニーは手術用具の会社、アトラスはゲームソフトの会社です。これらは全て自分で調べた事があり、前々から観察していて知っている会社です。

マニーについては、純粋に数字から選んでみました。もちろん、業績が良い上に他企業が参入しにくい業種だというのも理由にあります。そして 個人投資家サイトのリンク で紹介しているKAPPAさんが保有されている銘柄でもあります。


ファンケルの健康食品は、私が使い続けて4年目になりました。健康食品(サプリメント)を取り始めるとわかるのですが、途中で止める事ができくなります。最初は数種類だったのが、現在は10以上のサプリメントを取るようになりました。健康に対する意識は、みな高いものではないでしょうか。

このようになっていくのは、おそらく私だけではないと思います。よって、健康食品はこれからも売上を拡大していくと思います。それに、この企業の商品の低価格化を行い安全性を追求するという、消費者に対する姿勢、そして、毎月の売上をホームページ上で公開している事など、株主に対する姿勢に好感を持てます。

DHCや小林製薬などライバル企業はいますが、競争に勝てるだけの体力と力がある企業だと思っています。ファンケルも、エニックス同様に、株を始めた当初からずっと見てきた銘柄です。

続いてアイホンですが、詳細は下のNO.7を見て下さい。

アトラスに関しては、今期・来期にPS2向けに『真・女神転生III 〜nocturne』、Xbox向けに『真・女神転生 NINEスタンドアローン版』という大作ゲームソフトの販売を計画しています。そして、『一株資本が1,173円もあるののに、株価は約半分の水準にある』という点を考慮して、買おうかどうかを検討している段階です。


■4銘柄のその後
ファンケル:2002/09/10書き込み時3,680円 → 2003/04/04株価4,160円(13%上昇)
アイホン:2002/09/10書き込み時1,062円 → 2003/04/30株価1,388円(30%上昇)
マニー:2002/09/10書き込み時1,820円 → 2003/03/20株価2,150円(18%上昇)
アトラス:2002/09/10書き込み時580円 → 2003/03/28株価650円(32%上昇)



NO.6(2002/08/29書込み)
株価1,103円
6718:アイホン(株)(100株単位)
★どんな会社なの?
インターホン専業で松下通信とインターホン業界を二分しています。多機能化でホームエレクトロニクス指向。
【連結事業】インターホン機器22、防犯・防炎機器19、視聴覚機器41、ナースコール機器8、情報通信機器5、他5【海外】18

★うまくいってんの?
住宅向けテレビドアホンは、モノクロ→カラーへの更新で新規需要を取込む。火災防止・ドアホン一体製品を本格的に販売開始しました。ケア病院向けも堅調だが、販売価格低下続き、営業益は下がってきています。有証評価特損(三・七億円)消える。

★調子はどう?
一五億円上限に自社株を取得。リニューアル営業部を設置し、建替え時のドアホン売り上げ増を図る。01年9月稼働のタイ工場を軌道に乗せ、03年度海外生産比率一割へ。

★財務体質は?
会社四季報より
『株主資本比率=83.0%』
『有利子負債=0円』
『現金同等物=117億700万円』
『1株あたりの純資産1,483円』となっています。

★リスクとして考えられるのは?
マンション、一戸建てがどれくらい建築されるかに、売上が左右される傾向がある。また、海外での需要がどれ位伸びるのかがまだわからないこと。


☆★兄さんの見方★☆
最近、強盗や盗難、ストーカーなどの事件が増えていますが、警察による住宅侵入検挙率は年々低下していて、1996年:81%→2001年:26%と凄い減り方をしています。自分の安全は自分で守る時代になったということでしょうね。

そこで注目されるのが、インターホンを専業とするこの会社です。住宅向けのテレビドアホンが主力ですが、学校向けのセキュリティシステムの需要が増加してきています。さらに、今後はヨーロッパ向けにも商品の供給が予定されています。

みなさんは、大阪教育大学付属小学校で、数人の子供が殺傷された事件を覚えているでしょうか?あれ以来、学校での安全管理が大変重要な問題になっていて、学校向けの管理用カメラ付きインターホンや、緊急連絡用のインターホンの売上は急増しているそうです。

また、一般住宅でのインターホンの買い替えの需要が拡大の傾向にあって、カメラ無し→カメラ付きへ、モノクロ→カラーへの切り替え需要も伸びているそうです。近年は、販売価格低下により、営業益が下がっているようですが、今年9月からタイに工場を移すことで、価格競争力は徐々に高められると思います。


日経平均につられる形で、株価の方も年来最安値(1,101円)に迫る勢いです。今の株価はかなり割安だと思います。まず、上の財務体質を見てもらえばわかると思いますが、アイホンは無借金の企業です。ですので、これからインフレになったとしても、金利によるマイナスの影響は心配ありません。

『ROE=5.81』と成長率は高くありませんが、株価の割安性を示すPERとPBRは『PER=12.8倍』『PBR=0.74倍』という状態です。PERも割安な水準となっていますが、PBRの方は1倍割れとなっており、理論的には、現在の株価は、アイホンの資産価値以下の価格となっています!

ただし、信用買いが、信用売りの12倍ほどあるため、大きな株価上昇は望めないかもしれません。しかし、ここから大きく下げる事はあまり考えられないので、 『上昇を待つ』という感じで保有すれば、儲けられる確率はかなり高いと思います。


最後に、私はアイホンの本社ビルを見たことがありますが、あまりキレイな建物ではありません。ハッキリ言ってしまうと、古くて少しボロい感じがしました。ここで、米国の伝説のファンドマネージャー”ピーター・リンチ”の法則の一つを思い出しましょう。

ピーターリンチの法則7:『本社ビルの往々しさと、経営陣が株主への利益配分を嫌がる度合いは、明らかに正比例している』

勝ち組企業として有名なトヨタ自動車の本社ビルも見た事がありますが、ここもアイホンと同じです。古くてボロく「これがトヨタの本社??」という印象を受けました(トヨタ、アイホン関係の人ゴメンなさい。でも、私は褒めているのです)。自社株買いを行う姿勢からもわかるように、アイホンは、株主に対する利益還元の姿勢も好感が持てます。欲しい♪


■アイホンのその後
2002/08/29書き込み時1,103円 → 2003/04/30株価1,388円(26%上昇)



NO.5(2002/07/09書込み)株価2250円 9684:(株)エニックス(100株単位)
★どんな会社なの?
会社概要
家庭用ゲームソフト大手。超大型ソフト「ドラクエ」を有し、書籍・玩具への展開。
業績動向
前期(02/3期)単独実績は、49%減収、64%経常減益となった。大幅減益は、01/3期業績を牽引した超大型ソフト「ドラクエ7」の反動が出たためだが、「ドラクエ」による業績の振幅が依然付きまとう格好となっている。

今期(03/3期)、会社側の単独見通しは、8%増収、13%経常増益となっている。前期より繰り越しとなった2タイトル(スターオーシャン3、ドラゴンクエストモンスターズ)の他、14タイトルの発売を予定しており、合計16タイトル(前期14タイトル)が収益を押上げる見込み。また、来期には、「ドラクエ8」の発売が予定されており収益回復ペースが維持されるものと考えている。

★うまくいってんの?
指紋センサー事業
同社は子会BMFを用い指紋センサー事業に参入している。同市場では光方式が主流となっているが、同社は雨・静電気などの環境予件に強いと言われる感圧方式を採用した。同方式は小型・薄型化が図り易い点でも長所を持っており、将来性の高い事業と見られている。既に、三洋電機<6764>と提携し2003年3月期より本格販売を予定している。

★調子はどう?
【順 調】ソフトは一六タイトル投入(前期一四)で三○○万本の販売(前期二七○万本)見込む。携帯電話向けコンテンツも期初会員七○万人から期末までに一○○万人射程と伸長で増収増益。配当性向三割。

★財務体質は?(会社四季報より)
『株主資本比率=88.4%』
『有利子負債=約3億9500万円』
『現金同等物=約422億8000万円』
『1株あたりの純資産826円』

★リスクとして考えられるのは?
高まる開発負担
次世代ハード機がもたらすソフト開発費用の高騰が懸念される。次世代ハード機はソフトメーカーにとって大きなメリットをもたらす反面、開発費の高騰による収益のフレが大きくなる難点がある。同社は複数ソフトメーカーに外注を行うことで、当たり外れの影響を軽減しているものの、やはり一部開発費を始め企画、マーケッティングに関する費用の上昇が懸念される。尚、以前より指摘されている「ドラクエ」依存度の高さはリスクファクターと考えておきたい。

★投信会社モーニングスター社の見解
次世代ハード機や新型プラットフォームの登場などでゲーム市場の活性化が促されよう。こうしたなか同社のビジネスモデルが再評価される可能性もありそうだ。これは次世代ゲーム機のコスト増に対するソフトメーカーのリスク回避策が問われているためだ。

同社は外注化を基本としており、ソフト開発費用の増加をダイレクトで受けてはいない。このことが、中期的なの事業展開を行う上で多くのメリットをもたらすと考えられる。目先は「ドラクエ」動向に左右されるものの(反面リターンを得られるタイミングチャンスも多い)、中期的には有望な投資銘柄と考える。

☆★兄さんの見方★☆
エニックスは、私が株式投資を始めてから、ずっとチェックしてきた銘柄です。実際に300株保有していたこともありました。成長率の方は『ROE=8.8%』『ROA=7.7%』となっています。現在は『PER=28倍』なので割安ではないと思われる方もいると思います。

しかし、ここには『ドラゴンクエスト』をいう怪物ソフトがあります。前作のドラクエ7の時には、『経済効果は約500億円!』と言われ、エニックスの経常利益も現在の3倍ほどになりました。その怪物ソフトが、現在まだ発売日さえも決定していない状態です。

ドラクエには敵が存在しません。前作のドラクエ7の発売の時には、エニックスがドラクエの発売日をずらすたびに、スクウェアの稼ぎ頭『ファイナルファンタジー』も、ドラクエと発売日が近づいて売上に影響が出るのを恐れ、発売日をずらしていきました。今のところ、この怪物ソフトの敵に成りえるゲームソフトは見つかりません。出せば確実に売れます。

前作をプレーした人はわかると思いますが、ドラクエのクリアにかかる時間は、普通のソフトとは比べ物になりません。とても長い時間が要ります。ですので、ドラクエ7の時は中古ソフト店に出回るのも相当後になってからになりました。つまり、新品で買わないと相当待たなくてはならないのです。発売された年の業績に直に影響を与えるでしょう。

私はこの会社の事をよく知っています。『エニックスの飛翔』という、エニックスの今までを綴った本があるのですが、それも買って読みました。ここで経営者の考えなども載せてあったのですが、経営方針がとても”堅実”です。安心して株を保有していられると思いました。

投資をする際には、ファンダメンタルな部分をイロイロと重視しますが、『最も』と言われると、やはり一番に重視するのは割安性です。PERとPBRを特に気にします。少し前までは違っていたのですが、企業が抱えている資産価値に対して、どれだけ割安かという事を一番に考えるようになりました。

ただ、エニックスの場合は少し違います。現在ではなく、将来PERを考えた上での投資です。次回作のドラクエが、前作のドラクエと同じくらい売れるとして計算してみると、現在の株価水準はPER9〜10倍程度になります。しかも、この企業は有利子負債がごくわずかな上に、赤字にならない企業なので、次回作のドラクエが発売されるまでの間も現預金は増えていきます。年々資産価値は上がっていくのです。つまり、さらに割安になるという事です。

そして、大作ソフト発売日前までは株価が上がっていき、発売後は長期的な下げになっていく、というゲーム株特有のトレンドを考えた上での投資です。

株価2000円前後で買える機会があればいいのですが、豊富な現金、安定した年間配当、そしてドラクエ。貯金の感覚で保有して、気長に儲けるなら、今の株価でも美味しいと思います。ドラクエ8の発売ですが、おそらく、『PS3の発売と近い時期になのでは』と思っています。私が思うに、エニックスは循環株です。ドラクエの発売があれば株価は上がります。そして、発売後は株価は長期的な下げの時期に入って行きます。先ほども言いましたが、次のドラクエはまだ発売日さえも発表されていません。つまり、注目している人は少ないのです。注目されるようになったらどうなるか?・・・・・・株価が答えを教えてくれるでしょう。

追記(2002/08/31):『9684:エニックス』
★PS2用RPG「スターオーシャン Till the End of Time」発売日決定
発売日:11/28(予定)
  価格:4,400円

PS2「ドラゴンクエスト・キャラクターズ トルネコの大冒険3 〜不思議のダンジョン〜」
発売日:10/31
  価格:6,800円

やっと発売日が決まったようです。トルネコ、スターオーシャン発売日までに、株価がだいぶ上げるようなら一度売却するかもしれません。もし売った場合は、発売後一時的に株価は下げると思いますから、その時、また買います。


■エニックスその後
2002/07/09書き込み時2,250円 → 2002/11/29株価2,535円(13%上昇)



NO.4(2002/06/22書込み)株価555円 4284:(株)ソルクシーズ(100株単位)
修正:業績下方修正により、興味がなくなりました。とても買えません。終了です。



NO.3(2002/06/01書込み)
株価1,244円
9669:オークネット(100株単位)
★どんな会社なの?
中古自動車衛星オークション最大手。衛星を使った中古車TVオークションなどを手がける。バイク、花き、アンティーク、時計など、オークションの対象商品を広げている。91年9月店頭公開、00年5月東証1部上場。

★うまくいってんの?
01/12期(単)の業績は、同社の主力である高品質の四輪車の出品数低迷や個人消費の冷え込みが予想以上に厳しくなったこと、また中古車オークション業界の競争激化で広告宣伝費や販売促進費を大幅に積み増したことが響き、経常利益は前回予想の25億円を下回る、前期比27%減の22億円程度となる見込みである。

売上高は積極的な提携やオートバンク店舗(在庫を持たない中古車情報販売店)の増加などで前期比10%の増収を見込んでいたが、買い替え需要の減退などから5%増収の134億円程度と伸び悩んだ模様である。 当期利益は固定資産除却損約4億円の計上を02/12期に繰り延べ、22%減の12億円程度となる見通しである。

★調子はどう?
査定ノウハウに強み
同社は設立以来、TVオークションなどを通じて中古車の査定業務のノウハウを培ってきており、この技術を生かした業務展開が期待される。

同社は車両検査部門を96年に分離、子会社「オークネット・インスペクション・サービス(AIS)」を設立し、全国に150人以上の専門検査員を配置している。AISは従来、同社の扱う中古車検査に特化してきたが、昨年6月からはオークション事業を強化している「ホンダ中古車販売」の車両検査業務を受託した。

また、ドイツのBMWの日本法人「ビー・エム・ダブリュー(BMWJ)」からも9月に開かれたグループ内の非公開オークションへの出品車両の検査業務を受託している。また、11月からは中古車検査の研修事業も始めており、自動車各社が中古車事業強化に動いていることから、収益拡大が期待できる分野として注目される。オークション端末を高画質化、トヨタ系とオークション相互乗入れへ。

★財務体質は?
会社四季報を見る限りだと、『株主資本比率=85.5%』『有利子負債=約2500万円』『現金同等物=約43億円』『1株あたりの純資産1089円』となっています。

★リスクとして考えられるのは?
高品質中古車の供給不足
近年の中古車市場は、新車販売の低迷と自動車の性能向上による平均使用年数の伸びで、高品質の低年次車両の供給が減っており、現物車両確認のニーズが高い高年次車の比率が高まっている。これは「実物を見ない」通信オークションに特化してきた同社にとっては不利な状況である。

こうした中、既に手がけているアイ・リンクス事業など、現車オークション会場との連携は重要性を増してくると考えられるが、設備投資の増大による資本効率の低下と、提携による利益率の低下が懸念される。 また、時計オークションなど新規事業の負担が当面は収益拡大の足かせとなる懸念がある。


『☆★私の見解★☆』
会社四季報を見る限りでは、上に書いた通り財務体質は優秀です。株主を見てみても、14.4%の株を外国人が持ってるみたいだし、外国人投資家に注目されているのがわかります。それと、浮動株が14.3%と少ないのもヨイところです。業績の方は、『ROE=8.1%』『ROA=6.9%』、ホームページの『ライブ中継オートオークション結果速報』を見たところによると、昨年と比べてかなり伸びてきているようです。

プラス、5/30のニュースです→『オークネット <9669> は30日、オリエントコーポレーションが保有するオークネット株式が従来の266万株から131万株に減少したと発表した。発行株式に占める割合は22.23%から10.96%に低下し、筆頭株主から第2位株主に変わる。オリコの売却株をオークネットが自己株式として取得した。[5月30日15時41分更新] 』経営姿勢に強さが感じられます!(^-^)

また、1株当たりの配当も25円と美味しいです(笑)さらに、ここの株主優待はオトクです。内容は↓
1.当社が全国展開する中古車販売ショップ「オートバンク」でご利用できる優待券(50,000円相当)
2.鉢植えフラワー(市価10,000円相当)
3.月刊雑誌約40誌の中から1誌選択し、4月まで毎月お届け。
これらの中から一つ選ぶという内容になっています。株を持っているだけで、こんな特典があるんだから、オトクですよね。今のところは、次のターゲットはこのオークネットです。じ〜〜っと、様子を見ています。安い価格で買えたらいいな♪(o^_^o)


■オークネットその後
2002/06/01書き込み時1,244円 → 2002/06/07株価1,360円(9%上昇)



NO.2(2002/04/29書込み)株価436円 8866:(株)幸洋コーポレーション
(1000株単位)
私が得た情報では、かなり期待の持てる株のようです。詳細はまたあとで・・・。
お待たせしました。家に帰ってきたので続きを書きます。この会社は、現在株価436円でPER24倍。ROEが1.4%という状態です。

★どんな会社なの?
首都圏で土地有効活用を展開している。倉庫系建物の建築と転貸主軸だが、非倉庫系にも進出している会社だそうです。

★うまくいってんの?
転貸が想定空室率より若干悪化するが建築の増収効果大きく、回復基調変らず。02年度もテナント決定済みの建築受注残を二○億円程度抱える。転貸は非倉庫系の新テナント開拓のおかげで空室率が改善していきている。

★財務体質は?
会社四季報を見る限りだと、『株主資本比率=24.7%』『有利子負債=約32億円』『連結剰余金=約8億7千万』と財務体質は弱いようです。

『☆★私の見解★☆』
この株については、長期的な投資対象として考えるなら、おそらく見向きもしないかもしれません。しかし、短期的にみるなら、自分が得た情報の確かさから買いたいと思います。まぁ、この株は1000株単位なので、最低でも436000円の資金がないと買えない状態です。ミニ株で買おうかと思っていますが、リターンが少ないので見送るかもしれません。ここは学生のツライところですよね〜(´ヘ`;)
資金があれば買っていると思います。悔しいですけど、株価がどう動いていくか見送りたいと思っています★


■幸洋コーポレーションその後
2002/04/29書き込み時436円 → 2003/05/30株価500円(15%上昇)



NO.1(2002/04/29書込み)株価1,292円 8219:青山商事(100株単位)
最近私が注目しているのが、誰もが一度は聞いたことがあると思いますが、リクルートスーツ販売などで有名な青山商事です。私が得た情報では、『洋服の青山1億円キャンペーン』が順調なようです。私が参考にした情報の一つです↓

★どんな会社なの?
「洋服の青山」で知られ、全国で600店以上を展開する郊外型紳士服専門店最大手。国内スーツ販売では全国シェアの2割強を占め、世界の販売着数でも世界一を誇る。

若年顧客層向けの新業態メンズウェア専門店「ザ・スーツ・カンパニー」を2000年11月にオープンして、カジュアル衣料専門店「キャラジャ」に次ぐ第3の収益の柱として注力している。またキャッシングサービスを手がける「青山キャピタル」を設立し、「青山カード」の発行でクレジットカード事業にも進出するなど事業の多角化にも積極的である。

★うまくいってんの?
02/3期は、販売好調な若手ビジネスマン向けスーツ専門店「ザ・スーツ・カンパニー」や「エイボンハウス」の新業態店の利益寄与に加え、人員削減などによる販管費の圧縮による利益率の改善で業績は回復に向かう見通しである。

2001年9月期中間連結業績は売上高が前年同期比11%増、経常利益が2.6倍の21億5,600万円と好調な決算となった。本業の紳士服部門は既存店は7%の減収と伸び悩んだものの、カード会員割引率の引き下げ、海外生産比率の拡大、及び人員削減による販売管理費の減少による粗利益率の改善が増益要因となったうえ、100円ショップを展開する「青吾」の子会社化が収益拡大に寄与した。

下期は主力の紳士服販売は失業率の悪化やスーパーの1万円スーツの影響などにより伸び悩む見通しであるが、青山キャピタルを中心とした新業態店の利益寄与で、通期業績は中間決算前に上方修正した会社計画線上で着地する公算が高い。

★最近の調子はどう?
同社は顧客の世代と商品のブランド別に売場を区分けした新型の郊外型紳士服店「プラスエーザ青山」1号店を、2001年12月に岡山県に出店した。品質やファッション性の高さを強調する戦略店舗で、同社では初めてスーツのオーダーメイドを手掛ける。

同社は新型店を「次世代の実験店と位置づけており、開店後、半年程度をかけて顧客の反応などを見極めたうえ、運用ノウハウを蓄積し、3年で50店舗を展開、150億円の売上高を目指している。

★リスクとして考えられるのは?
紳士服需要の低下 。紳士服需要の落ち込みに改善の兆しが見えない。紳士服市場は98年から急速に悪化しており、2002年に入っても改善の兆しが見えていない。主因は個人消費の低迷による消費者の買い控えや失業率の増加による需要低迷である。

また、中国製を中心とする安価な輸入品の急増により、低価格化が進展しており、一部のスーパーなどは1万円を切る超低価格で販売されていることから、今後も価格競争の加速による収益悪化が懸念される。

★投信会社モーニングスター社の見解
キャッシングカード事業の展開により顧客データの蓄積・分析が可能となり、経営に生かせる体制の構築はマーケティング戦略の多様化の面から今後の収益に反映されるであろう。また新業態店である都市型スーツ専門店の好調な滑り出しは、新しい収益の柱として期待できる点においてポジティブである。

今後は青山カードを活用したマーケティング戦略の充実による新規顧客の開拓とリピート客の取り込みが、同社の業績拡大に向けた中期的な課題となろう。ただし失業率の高止まりや価格競争の激化など、スーツ市場に対する先行不透明感なことに加え、低価格を武器に郊外型ショッピングセンターを積極展開する大手スーパーに対する戦略が不透明なことから、当面の投資スタンスは中立とする。

☆★兄さんの見方★☆
以上ですが、これは参考にした情報の一つに過ぎません。他からも参考になる情報を得ています。もちろん会社四季報を見て、自分の目で分析を行いました。世界でも販売着数が一番なんですね。知らなかった(;^_^A。この会社の株を持っている外国人の比率が高い理由もこの事が関連しているのでしょう。続いて、財務体質は良好です。

株主資本比率は77.3%で、有利子負債(借金)が253億円ありますが、この会社が蓄えている現金(同等物)が571億円もあります。なので、倒産の心配はまずありません★青山カード会員は、130万人を突破、計画がほぼ前倒しで達成できたようです。

今年の株価最安値が995円。最高値が1387円。2002/04/29現在の取引値が1295円。これから考えてみると、株価は高い位置にあるようですが、なかなか下がりません。なので、もう少し下がったら買おうと思っています( ̄ー+ ̄)v


■青山商事のその後
2002/04/29書き込み時1,292円 → 2003/01/10株価1,750円(35%上昇)
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